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Special Interview

過酷な「48時間」を共にした出演者・スタッフの声をお届けします。

普段は写真の仕事がメインです。映像の依頼もありますが、プロモーション映像など短めのものがほとんど。映画の撮影は今回が初めてでした。なので、限られた時間の中、動く役者たちの演技をちゃんとカメラにおさめることができるのか、はじめはとても不安でした。いざ始まってみれば、そんな不安を感じる暇もなく(とにかく時間がなかった!)『鼻歌』の世界観と“お湯”にどっぷり浸かって撮ることができました。それもこれも素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんのおかげだと思います。本作が自分にとって初の映画作品となりましたが、このような高い評価を受けられたことはとても嬉しい限りです。

近年の映像技術の進歩は素晴らしく、誰もが手にできる機材でもクオリティーの高い映像表現が可能となりました。しかし、どんなに技術が進歩しても映画の基本は変わらないのかもしれません。「48 Hours Film Project」は、やる気とアイデアと反射神経(?)次第で、誰でも参加することのできる素晴らしい映画祭だと思います。今回、世界への挑戦の切符を手にしたわけですが、この作品をより多くの方々に観て頂き、様々な評価を真摯に受けとめ、これからの自分の糧にしたいと思います。

撮影 菅原康太 Kota Sugawara

映画初挑戦、世界の評価を糧に

菅原 康太(すがわらこうた)  フォトグラファー/シネマトグラファー

福島県出身。2009年よりフリーランスのフォトグラファーとして人物ポートレートを中心に活動。アートプロジェクトやドラマ「64」(文化庁芸術祭大賞)のエンディング映像等を手がける。映画は本作が初作品となる。

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