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Special Interview

過酷な「48時間」を共にした出演者・スタッフの声をお届けします。

国際舞台に立つ作品だからこそ、日本映画を

 

お題発表から作品提出まで、たったの48時間。想像するだけで身の毛のよだつチャレンジでした。しかし、勝ち抜けば世界の代表作品と肩を並べて作品を国際舞台に送り出せるチャンス。ここはひとつ日本の力を見せてやろう!なんて、意気込んで迎えた当日、引いたクジは「ファンタジー」。なんだファンタジーって?? しかも「登場キャラクター=地下アイドル!!??」台詞・小道具・役名、発表されたお題の全てが予想外。しかし、だからこそ「48時間映画祭」は面白い。悩んでる時間はない。自分の中にある引き出しを洗いざらいひっくり返し、少数精鋭チームの力を借りて、物語をライブで紡ぎ上げていきました。限られた時間だからこそ、メンバー全員が持てる力を振り絞った濃厚エキスの詰まった作品になっていると思います。(※制作する映画のジャンルは当日のクジ引きで決まる)

 

今回のコンセプトは「日本映画」。過去の海外作品を見ると、欧米や香港チームのパンチの効いた作品の数々。その背中を追いかけたくなる衝動をグッと堪えて、敢えて、たんたんとした日本映画を描きました。奇しくも、クランクイン前日の11月26日に原節子さんの訃報が流れました。個人的には「原節子さん追悼」の気持ちで、もう一度 ”THE 日本映画” を世界に届けたいと思っています。と言うわけで、ネタばれですが、この映画のラスト台詞は「Thank you, Setsuko.」(英語字幕版)です。世界で受け入れられることを祈って――。

佃尚能(つくだひさのり) 映像ディレクター/クリエイティブディレクター

埼玉県出身。2004年よりドラマディレクターとして「ゲゲゲの女房」他の演出や、「真田丸」「ひよっこ」等のオープニング映像を多数手がける。2012年ミュージカル映画『スキャンダル!』でヒューストン国際映画祭グランプリ受賞。2016年48時間で制作した『鼻歌』がカンヌ国際映画祭で公式上映。最新作、 『私とわたし』はL.A.で作品賞・監督賞他4部門受賞している。

監督 佃 尚能 Hisanori Tsukuda

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